胃がんという人生の転機

お酒大好き働き盛り。健康診断で見つかった胃癌(印環細胞癌)のあれこれをリアルタイムに日記を綴っていきます。

大腸内視鏡検査

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大腸内視鏡は・・・大変!?

いよいよたくさんの検査ラッシュも大詰め。

今日は震えて怯えていた大腸内視鏡検査( ;∀;)

 

事前のネットの情報や実際に周りで受けた事のある人の話では、かなり辛い検査だと聞いているが故に、本当に憂鬱だった。

 

今日は検査は16:00からだったのだが、一日中トイレに駆け込むだろうと予想して、会社は休んだ。

検査前の腸の洗浄

前日にピコスルファートナトリウムを服用する。

・・・が、夜中も朝も無反応で少し焦る。

 

朝8時から、ニフレックを2リットルの水に溶かして2〜3時間かけて飲むのだが、これは聞いていた通り、かなり大変だった(≧w≦;)

 

もう飲むのが大変!!そもそもそんなに普段から水分をあまり摂る方ではないので、2リットルって未知の領域。

半分飲んでもまだ無反応。

『検査前に腸の中、空っぽにならなかったらどうしよう・・・(´・ω・`)』とかなり不安になりながら、合間に掃除や洗濯していた。

 

すると、キュルキュル・・・というあの嫌な痛みではなく、自然な感じでトイレに行きたくなり、無事に、腸の洗浄が始まった。

それから、飲み始めて6時間後には、腸の中はすっかり綺麗になったようだった。

 

いよいよ検査開始

15時過ぎに検査の為、家をでてバスで病院に行き、検査用の紙パンツと検査着に着替え、怯えていた検査が始まった。

 

看護師さんが

『カメラを奥の盲腸まで一度いれて、そこから帰り道に撮影をしていきます。途中腸のS字の部分がちょっと痛いかも知れないけれど、頑張ってください』と説明。

いよいよ、カメラが挿入された。

カメラの挿入時は痛いのかな?と不安だったが、意外に平気だった。

 

カメラが胎内に入ってくる感じは、確かに違和感だらけで、S字のところは、かなり不快でやや痛みがあった。

 

早く終わって〜(≧w≦;)

 

と願うものの、検査を行なっている医師の表情は険しく、なかなか進行を感じない。

看護師が私のお腹を押さえて、補助しているのだが、どうにもこうにも奥へ進めないようだった。

補助の看護師を一人増やして、二人がかりでお腹を押さえ始めた。体勢も仰向けからうつ伏せになったり、いろいろ試行錯誤する。

気がつくと、カメラが挿入されて30分経っていた。

 

うへぇ・・・(´*ω*`)

いつ終わるんだろう(つД`)ノ

こうなったら、無になるしかない。

きっと一時間後の私は終わって、検査を思い出してるはず・・・

 

と得意の自分の置かれている状況を他人事のように意識を傍観し始めた。

昔から嫌なことがあると、少し先の時間の自分の心境を想像することで現実逃避をして、辛い状況から遠ざかろうとする。

 

と、その時、これまでにないカメラの進行を感じるとともに、込み上げる不快感と痛みが感じた。

すると、医師が

『よし、無事に奥まで届きました。さっちさんは腸が長いので、次回からは申し送りしておきますね。』

腸が長い・・・!?

初めて知った、新事実だった。

検査で自分の体のこといろいろ知る事が多く、自分の身体なのに、今まで何にも知らなかったんだなぁと、つくづく感じた。

 

そこからは、後は楽だった。

そして、腸は健康で綺麗だと太鼓判を押されたヾ(*´∀`*)ノ

 

早い人は10分かからない検査らしいけど、気づくと40分くらい過ぎてて、終わる頃にはクタクタだった。

 

結論。

大腸内視鏡は・・・、もうこりごり(>_<)

 

帰りは旦那に迎えにきてもらって、お気に入りのパスタ屋さんで、ここのパスタの食べ納め。

ここにまた来れるのはいつかな・・・。

と感傷に浸りながら、一口一口を楽しんで味を記憶に刻み込んだ。

 

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