胃癌に関するblogを始めました。
胃癌に関するブログを始めました。
管理人のプロフィール
1980年代生まれのまだまだ働き盛り、お酒が大好きな『さっち』です。
家族構成は旦那様と猫2匹と犬1匹の賑やか構成です。
仕事は営業事務として勤務していて、日々多忙な日々を送っています。
性格は、明るく前向きで楽観主義で、
若い頃から一度しかない人生を自由気ままに楽しんでいます。趣味はお酒とゲームと旅行と漫画・・・etcと多趣味です( *´艸`)
このブログの開設について
直近5年くらい病院にかかることもなく、風邪もほとんどひかない私ですが、健康診断でまさかの胃癌が見つかりました。
胃癌を調べていくうちに、同じ病気の方の体験や生活のブログや書き込みが、とても心強く感じ、病気に対するショックと同時に、この貴重な体験を書き綴り、誰かの励みになれるように・・・、そして、いつか自分自身が数十年後に、微笑んで見返せているように・・・と願いを込めて開設に至りました。
読みづらいところもあるかと思いますが、ご来訪者様のお役に立てるよう、日々を綴ってまいりますので、よろしくお願いします(*´꒳`*)
では、⬇️こちらからどうぞヾ(*´∀`*)ノ
カテゴリ一覧
健康診断と最近の体調
今日は生活習慣予防の健康診断。
なんとも感慨深い。
『去年のこの時期のこの健康診断から始まったんだよなぁ・・・』って。
早いような、遠い昔のことのような。
去年の今頃は、コロナによる収入不安を懸念して始めた副業のアルバイトと本業のWワーク生活を1年続けていて、収入の見通しが立ち、体力的にも辛かったので、ちょうど副業を辞めた直後だった。
『ようやく、ゆっくりまた生活が出来るなぁ』と思った矢先の胃がん発覚だった。
梅雨明けから秋までは、頭の中は癌のことでいっぱいで、夏らしい記憶は何も残ってない。
完全に悲劇のヒロインな心情だった。
今では、そんなことさえも懐かしいとさえ思える平和な日常生活なのは、本当にありがたい。
今回の健康診断は胃のバリウム検査はしなくて良いと主治医に免罪符をもらっているので、
本っっ当に気楽ヽ(*´∀`)
前日までの憂鬱感もほぼ無し!!
まるで、遊園地のファストパスの優越感w
体重測定も−10㎏
『あら?ずいぶん頑張ったんですね〜』
『あ、いや・・・(お決まりの定型エピソードを話す)』
『年齢もまだお若いのに大変だったのねぇ(これもお決まりの返し)』
そういえば体重、術後8ヶ月目から下げ止まってる感じ。特に、制限も過剰摂取もしていない。
気持ち的にはあと2㎏ぐらい減ってくれてもよいんだけどなぁ。
少し不安なのは、乳がんの超音波検査。
去年、要経過観察だったんだけど、今回もなんだかすごい時間掛かってた(25分くらい)左胸が心配だけど、気になる症状はない・・・はず。
とりあえず、超音波検査が終わってから不安で、加入している保険の約款やらマイページで契約内容を確認した。
と、まぁ、いつも通り全ての検査を経て、無事終了。
問題が無ければ、三週間後に結果が郵送されてくるはず。
でもきっとしばらく電話に怯えていそうw
最近は自分の胃袋ともよく付き合えているし、
少し体調悪い時や突然の急変にも対処の仕方を心得てきたので、生活に不便はなくなった。
唯一、ゴールデンウィークに夫婦で焼肉を食べに行って、酷い目にあったくらい。不安だったので少なめにチャレンジして、お肉を3枚くらい食べたんだけど、夜通し吐いてました(≧w≦;)クッパとかの香辛料の刺激だったのかもしれないけれど、術後から牛肉に苦手感があったところに、もはや決定打になった。
『牛肉は無理』
ステーキとか焼肉とか大好きだったんだけどなぁ😢
とはいえ、それ以外は問題ないし、量も満足出来るくらい食べている。
食事はレシピアプリで夕食を選ぶのが最近の楽しみ。今まではレパートリーが少なく料理も苦手だったんだけど、今は食事の時間が楽しみだから、その日の気分や思いつきで食べたいものを探して、チャレンジ。自然と栄養バランスを意識したりやお買い得の食材を使った料理になるから、食生活は充実。
すこぶる絶好調。
話はまったく変わるけど、夏が大好きな私は、夏を満喫するべく、今年は思う存分洋服を買わせてもらってます+.゚(´▽`人)゚+.゚
まず痩せたことで、10年前の服がスルスルと着られるようになり、お気に入りの洋服との再会。
近年は、増えてた体重をカバーすべく、身体のラインが出ないようにゆったり目の服が増えていたので、今年はスッキリとしたデザインのものを着られる喜びが半端ないっっ!!+゚。*(*´∀`*)*。゚+
あとは着用するカラーに変化がでた。
胃がんになる前は、黒系の服ばかり着てて、かつての夜の仕事の名残なのか、黒と金の組み合わせのファッションスタイルばかりだった。
たまに白いブラウスをきて会社に行くと
『Vientoさんが黒以外の服を着てると、違和感で変な感じ〜』と上司から冗談混じりにいじられていた。
それぐらい、ロングヘアと黒のスタイルに私のアイデンティティとして貫いていたのだけど、
胃がんになって、髪も短くして、いろいろ考えたり、悩んだり、苦しんだり、悲しんだり、学んだり、感じたりして、それがぐるぐるとしていくうちに、気持ちに内側に変化が訪れて、明るいポジティブな竜巻のような革命が巻き起こってるんだと思う。
それが、目に見える服装にも現れて、
今年は白や、淡い色、暖色系のカラーもどんどん着てる。
薄めのオレンジのドルマンTシャツと白のクロップドパンツを着たときは、鏡に映るたびに自分じゃないよな、なんだかくすぐったい感じがした。
同僚も、びっくりしてた。
『さっちさん、暖色系の服って今まで着てこられたことありましたっけ・・・!?』
『こんな色の服着たのって、初めてかもw少なくとも小学生以降の記憶にないよ〜』と照れ隠し。
『そろそろ良い年になるしさぁ、あと何年、こんな明るい服を着られるか分からないから、どんどん楽しむことにしたのw』
それまで貫き守ってきた個性もアイデンティティも、ガラガラと打ち崩した感じ。
なんで、あんなにこだわってたんだろうね。
たぶん、つっぱってたんだろうね、若い頃からずーっと。
実の両親との不仲。(前夫との)離婚や生活苦での借金、水商売。そんな暗い過去ばかりだったから、いつも人との距離に境界線を引いてた心の表れだったのかな。
そんな真っ黒な感情も取り出された胃とともになくなった感じ。
ほんと、人生のリセット。
今日、食べることかできる喜び。
仕事に就ける喜び。
ペットとモフモフする喜び。
愛する旦那の横で眠りにつける安堵。
そんな気持ちに気づかせてくれたのは、奇しくも一年前の癌だった。
癌、私の転機。
術後6ヶ月検診
あっという間に術後半年。
つい昨日のことのような。
すごく前のことのような。
病院に訪れると、あの日の癌へのいろんな気持ちが鮮明に蘇ってくる。
今回は検診の一週間前に、血液検査とCTを行なっていたので、その結果を聞きに行った。
結果は癌の転移や再発などは異常なし。
ただ、貧血とピロリ菌の抗体検査で陽性だったので、除菌の薬と、貧血のため鉄剤が処方された。
貧血に関しては、かなり残念だった・・・。
鉄分ウエハースを毎日食べてたし、食事も鉄分を意識してたし、飲み物も野菜ジュースでも鉄分を重視しているものを選んでた。
私的に例えるなら学生の頃に『テストで95点以上取れる!』って自信満々だったのに、返ってきたテストは60点みたいなショック感w
先生曰く、『胃切除すると、遅かれ早かれ、鉄分は不足しやすくなります。でもお薬でなんとかなりますから・・・』
お薬は42日分。期間はいつ飲んでも良いらしい。
鉄分は貯金のようなもので、とにかく長い目みて、必要量を摂取していくことで良いらしい。
引き続き食事も気をつけよう。っと。
ただ相変わらず、貧血っていう症状はほとんどない。
低血圧、低体温、貧血にも関わらず、朝はスパッと起きられるし、体もだるくない。
ただ、最近は顔が異様に冷たいなぁとか、
なんかチカラが入らないとかは少し感じるようになった。あとは異様に寒がりになった。
これが症状なのか!?
体重は-9キロ
ほぼ1ヶ月に-1キロしている。
これも指摘され、再び強制的に栄養指導される事になった・・・
(勝手にその日が都合悪くてキャンセルをしたのを機に、『栄養指導はもういいや』って予約しなくなっちゃったのがバレた。)
ピロリ菌の薬は、体調が悪くなる可能性があるという事で、飲み初めは、仕事が休みの日に飲んだ方が良いとのこと。
ただ一週間、朝晩欠かさず飲まなくては行けないらしい。
仕事に影響が出るのは困る。
うーん。
あ、間もなくゴールデンウィークがあるじゃない(・∀・)!!
そこで飲もう。
っていう感じで、進展があったような、ないような、とりあえず無事に検診が終わりました。
ピロリ菌の事はまたの機会に記述します。
術後3ヶ月検診
すっかり更新も久しぶりになってしまいました。
更新ができなかったのは、大きな事件や変化がなかったことに加え、恐ろしいくらい日常生活に戻っているから・・・
というわけで、本当に仕事が忙しい日々です。゚(゚´Д`゚)゚。
『一応、3ヶ月前に胃を切った人間なんですけど、私。』
って、心の中で何度も訴えています。
仕事は正社員なので、フルで勤務。
朝は9:00〜17:00が定時ではあるけれど、実際は、8:30〜18:00前後まで。
もともと仕事量が異常に多くて、去年の2月にはストレス性の適応症障害になったにも関わらず、仕事量は何も改善されないまま、夏に胃がんが発見され、入院などのため一時的に仕事は調整されたものの、退院後はまた以前の逆戻り・・・いまはさらにそれ以上の仕事量。
『体が辛い時は休みながらで良いからね。』と、周りは言うけれど、休んでる時間なんてこれっぽっちもなく、朝から晩までフルダッシュ状態。
トイレすら小走りで向かって、FAXさえもダッシュ。
『こりゃ、また体も心も壊れそう・・・』
と、先の見えない仕事にうんざりなこの頃。
中小企業なんてこんなものです。
少数精鋭なんてカッコいいこと掲げてるけど、実際はカツカツで回したいだけ。
法律ギリギリの解釈で都合の良い規則で縛られて、不満もいっぱい。
と、不満爆発寸前ながらも、どうにか身体は耐えられてます。
体重はマイナス6㎏。
かなりスッキリしたボディになり、すっかりサイズもダウンしました+゚。*(*´∀`*)*。゚+ズボンもスルスル〜。
でも、これって、結婚前の体重だから、実際は激痩せ感はないw
食事は・・・、上手になりました。
よく噛むはもちろん、スピードや食事量も分かってきたこの頃。
最近は食べすぎで吐くことはほとんどなく、食欲のコントロールもでき、視覚でも、手術前の感覚では『少ない!もっと!』と思える量も『これは多いなぁ。』と、分かってきたので、食事は、うまく体と付き合えています。
(やたらとサラダが食べたくて、サラダは大盛りを食べてます。)
チャレンジした食べ物と言えば、天ぷらや唐揚げ。脂っこいものでも、少量なら大丈夫。
食事の量は、牛丼で言うと、ミニの3/5くらいまでなら食べられます。
お寿司は、3.5皿くらい。
一日(三回食)の摂取カロリーは1200kcal前後になっています。
お酒はあまり飲まなくなりました。
飲んでもグラスワイン1杯で酔うし、飲むと食べられなくなるので( ;∀;)
毎日の飲酒から週2〜3回くらいです。
と、こんな感じで迎えた3ヶ月健診。
懐かしくも感じた久しぶりの病院。
『3ヶ月前、ここで胃を切ったんだよなぁ・・・』と妙に感慨深い感情。
今回は血液検査のみ。
検査の結果は良好で、腫瘍マーカーも問題なし。
次回は4月にCT検査とのこと。
気になるのは貧血。
鉄分が不足していて、かなり貧血になっているので、次回改善できない場合は投薬するとのこと。
しかし、貧血と言われるものの、自覚症状はなし。
痛みや体の変化にあまり気がつかないのか、それがスタンダードだと思ってしまう能天気。
(風邪にはやたらと敏感に気がつくのに 笑)
言われてみたら、時々、チカラが入りにくく、立っているのが辛い時があるけれど、それがそうなの!?
運動は出来ていないものの、筋肉量は落ちておらず、栄養士さんも
『短期間でだいぶ体重が落ちたものの、筋肉は戻ってますね・・・!?』と、不思議がっていました。
ええ、私、力持ちなんです。昔から。
と、栄養士さんにいろいろご指摘やらアドバイスを頂戴し、これ以上体重が落ちないよう注意された。
(本音はもっと減ってくれて大歓迎なんですが・・・目指せ美容体重!!)
と、こんな感じで、3ヶ月経った私は、本当に3ヶ月前に手術したの??と、言われるくらいまでに回復&健康です(^-^)
食事のスランプ
手術から約6週間。
術後から退院して自宅療養していた2週間くらい食生活は順調だったが、最近はトラブルばかり・・・。
朝食は、起きてすぐ朝食を食べると身体が受け付けないせいか、高確率で逆流性食道炎が起きる。
言葉では知っていたが、実際に経験してみるとよく分かった。
急激に嗚咽したり、嘔吐するのではなく、緩やかに、食事したものが上に戻ってくる感じで、胃液と共に、ぬるっと逆流してくる。
始まると10分程度は食道当たりが詰まるような苦しさがあり、無理に抑えるよりは吐き出してしまったほうが楽・・・
昼は、会社なので、食事でトラブルを起こしたくないので、安定して食べられる食べ物で、量も少量にしている。
夜は、昼を少量にしている反動で、帰宅するとお腹はペコペコ。だから余計に自分の食べたいものをチョイスして作ってしまい、ついつい予定の量より、ちょっぴり多めに盛ってしまい、食べ過ぎでしまい、食後に具合が悪くなり、吐いてしまう。
↓の記事で学んだ事が家だと実行出来てない( ˘•ω•˘ ).。oஇ
もうこれは完全に自業自得・・・llllll(-ω-;)llllll
しかも吐くと楽になるから、
『さっさと吐いちゃおうっ』『食べ過ぎたなら、吐けば大丈夫』と、安易に考えてしまっていた。(割と自在に吐ける体質)
が、旦那にそれは摂食障害の方と同じような状態と指摘され、『はっΣ(゚д゚lll)』と気がつく。
という感じで。
朝食:朝食後→逆流性食道炎
昼食:少量の食事
夕食:元気な頃の4割〜5割くらいの食事量→吐く。
をここ2週間繰り返しているので、身体がキツい。カロリーも1100kcal前後になってしまっている。
無頓着な私の性格柄、今までの人生で多少の怪我や病気、生活習慣の変化もほとんど気にせず、成るよう成っていたこともあり、胃切除に関してもそんな神経質にならなくても、なんだかんだでそのうち身体が慣れてくるでしょっ。
と、身体の状態に合わせるのではなく、身体が今の生活に慣れるだろうと、自分の身体の適応能力を過信していたけれど、これは本当に無理と最近実感しつつある。
起きてすぐの朝食後に逆流性食道炎を起こすなら、起きてしばらくしてから、食事をする。
昼が少量なら、夕食との間に、軽食を摂る。
夕食は、食べ過ぎないよう『物足りない・・・』というところでやめる。
↑自分でも分かってるなら、実行しなきゃ(≧w≦;)と分かりつつ、なかなか上手くいかない。
意識の改革、生活リズムの改善って、簡単なようでなかなか変えられないんだよね(´×ω×`)
・・・って言ってる場合じゃない!
とりあえず、次の1週間、まずは試してみよう。
リチウム電池のバッテリーのような疲労感
胃切除をすると、現れやすい症状に疲労感があると聞いていたのだが、私もその例にもれなかった。
例えて言うと、リチウム電池のバッテリー。
月曜日は新品のバッテリーだから、フル充電された状態で、疲労度もそんなに感じない。
月曜日から金曜日にかけて、バッテリーは劣化していくイメージで、一日毎にフル充電しても、新品のバッテリーのように100%にはならない。
つまり月曜日の朝を100%の充電容量だとしたら、
一日毎に充電容量のMAXが月曜日の80%、70%、60%、50%・・・がMAX値の充電になる。
というわけで、金曜日の午後は本当にヘロヘロ_(┐「ε:)_
椅子から立ち上がるのも、力を振り絞るほどに。
食事量も最近はうまく摂れていないので、余計に体力がない。
こんなんで、この先やっていけるのかな・・・。
しかも、詳細は書けないけれど、(この件はいろいろ思うこともあり、本音を書きたいのですが、静観中の為記述は控えます。)
職場の先輩が不遇な扱いを受けているため、近々退職されるとのこと。
そうなると、仕事量はさらに1.5割増しになるだろう。たぶん定時(定時は9時から17時)には帰ることは難しくなる。
自信がほんとない。
でも泣き言は言えないし、ここで『胃切除した体』を理由にするのは、甘えているように思われるのも悔しい。
とりあえず、やれるだけやってみる。
全力でやってみて、それでも無理なら、その時考えてみる・・・(ノ_<)