コロナウィルスワクチン
コロナウィルスワクチンの予約変更を試みる
予約の変更は困難・・・
急ピッチで手術前の準備が必要になった。
今日は2回目のコロナワクチンの接種を10/8よりも早く出来るよう変更を模索した。
ネットでは、予約を取り消さない限り空き状況ご見れないため、藁にすがる気持ちで市が運営するコロナウィルスワクチン接種コールセンターに電話をかける。
対応局員の対応はとても親身でありがたかったものの、システムは、私達と同じように空き状況は見られないらしい。
あくまでも、予約がされていない新規の予約が出来る接種券の番号を使用して、空きが確認できるらしい。
上司が自分の予約票を持ってきてきてくれた。
私の接種日と交換を申し出てくれたのだ。
本当にありがたい・・・。
再度コールセンターに予約者の交換ができるか聞いたのだが、やはりそれぞれの予約を一度取り消し、空いている瞬間に取り直す必要があるとのこと。
つまりその瞬間に他の人が予約をしてしまう可能性があるという事だ。
私だけならまだしも、上司の予約をそんなギャンブルに付き合わせられない。
ご厚意に感謝しつつ接種日の交換は諦めた。
問い合わせてみるも見つからない
コールセンター経由又はネット予約のみとしているところは電話で空き状況を聞いても『こちらでは分かりません。コールセンターに確認してください』と門前払いだった。
次は直接の医院にお問い合わせをする区分の医院にどんどん電話をかけたが、
『9月、10月は予約いっぱいです』
『かかったことのある方のみです』
『1回目と2回目をセットで予約を受けています』との対応ばかりで、望んでいた回答は得られなかった。
うー、こうなったら副反応が早く回復ことを願うしかないのか・・・
困っていたところ、同僚の意見で帰りがけにあるY医院は接種券を持って窓口予約と聞いた。
帰りがけに寄れるし、こうなったらダメ元で突撃するしかない!
と、罹ったことのない医院さんに立ち寄ることにした。
直接、訪問した医院のの温かい対応
Y医院は、懐かしい街のお医者さんという作りだった。狭くもなく広くもなく、でも、清潔感があって、どこか懐かしい感じがホッとする印象だった。
ドアが開き、罹るわけでもない後ろめたさから、入り口付近で、受付に声をかけた。
『あの・・・、こちらでコロナワクチンの予約は出来ますでしょうか・・・』
中には3名のスタッフがいて、いずれも子供が巣立ったであろうベテランの女性だった。
『予約は初めてなのかしら?』そのうちの1人が対応してくれた、
『いえ、実は1回目は済んでおり、2回目が10/8に予約はしてあるんですが・・・』
『うちは罹っていただいてるかたがメインで、1回目と2回目をセットで予約してもらってて』
あー・・・やっぱりダメか。
半ば予想してた通りの回答にがっくりした。
しかし
『その病院で予約を変更できなかったの?』
と聞いてくれた。
『はい、一度予約を取り消さないと空き状況が分からなくて・・・。実は胃がんが見つかり急遽来月手術になっちゃったんです。それで予約した日が入院の直前で・・・朝からあちこちに予約できるか聞いてたんですが、どこもダメで』
その話を聞いた瞬間に、受付の女性の顔色が変わった。後ろにいた2人の女性も近寄ってきて、ノートを見ながら、いろいろ小声で話し始めた。
『1回目はいつ受けたの??』
『8/29です。』
『いろいろ検査とかあるわよね?いつなら受けられるのかしら?』
『いろいろ検査があるのですが、今確認します』
とスマホを取り出し、予定を確認して伝えた。
『うちで接種できる可能性が出来るのは9/21。でも、まだ確約はできないから、もし空きが出たらご連絡します。ただ、約束は出来ないから、他でも探してね』
と、僅かな可能性でもチャンスをもらえた。
『ありがとうございます!本当にありがとうございます。話を聞いていただけでも本当にありがとうございます』
『今回は事情が事情だし協力してあげたいから・・・本当、まだお若いのに大変でしょうに』
その場で連絡先と、持参した予約券を念のため提示し、溢れ出る感謝の気持ちを伝えて医院を後にした。
帰宅し、再び予約できるところを探し、あちこちに電話をしたが、やはり、成果は得られなかった。
もしY医院がダメなら、諦めて10/8の接種に賭けよう・・・